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警告 |
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システムに他のオペレーティングシステムがあり、共存 (デュアルブート) させる場合、インストーラを起動する前に、確実にシャットダウンしてください。他のオペレーティングシステムがハイバネーション (ディスクへのサスペンド) した状態で、オペレーティングシステムをインストールすると、再起動時に、サスペンドしたオペレーティングシステムの状態を、失ったり障害を与える可能性があります。 |
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注記 |
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グラフィカルインストーラで起動する方法は、「The Graphical Installer」 をご覧ください。 |
The graphical version of the installer is only available for a limited number of architectures, including PowerPC. The functionality of the graphical installer is essentially the same as that of the text-based installer as it basically uses the same programs, but with a different frontend.
Although the functionality is identical, the graphical installer still has a few significant advantages. The main advantage is that it supports more languages, namely those that use a character set that cannot be displayed with the text-based 「newt」 frontend. It also has a few usability advantages such as the option to use a mouse, and in some cases several questions can be displayed on a single screen.
For PowerPC, currently only an experimental 「mini」 ISO image is available[3]. It should work on almost all PowerPC systems that have an ATI graphical card, but is unlikely to work on other systems.
Just as with the text-based installer it is possible to add boot parameters when starting the graphical installer.
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注記 |
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The graphical installer requires significantly more memory to run than the text-based installer: 170MB. If insufficient memory is available, it will automatically fall back to the text-based 「newt」 frontend. If the amount of memory in your system is below 32MB, the graphical installer may fail to boot at all while booting the text-based installer would still work. Using the text-based installer is recommended for systems with little available memory. |
CD セットが既に手元にあり、かつインストールするマシンが CD から直接起動できるようならツイています! 単に CD-ROM をドライブに入れて再起動し、次の章に進んでください。
CD ドライブに特殊なドライバが必要で、インストール初期にはアクセスできないかもしれないことに注意してください。CD が使えないハードウェアで起動する標準的な方法を知るには、本章に戻って、動くであろう別のカーネルや別のインストール方法について読んでください。
Even if you cannot boot from CD-ROM, you can probably install the Debian system components and any packages you want from CD-ROM. Simply boot using a different medium and when it's time to install the operating system, base system, and any additional packages, point the installation system at the CD-ROM drive.
起動に問題があれば、「インストールプロセスのトラブルシューティング」 をご覧ください。
今のところ、CD-ROM からの起動をサポートしている PowerPC のサブアーキテクチャは PReP/CHRP (でもすべてのシステムではありません) と New World PowerMac だけです。PowerMac では、c キーを押しっぱなしにするか、または Command, Option, Shift, Delete キーを起動時に同時に押せば、工場出荷時のデフォルト CD-ROM から起動できます。
PowerMac を外付け Firewire CD/DVD ドライブからブートするには、まず Open Firmware プロンプトを立ち上げ (「OpenFirmware の起動」 参照)、工場出荷時のデフォルト CD-ROM ドライブタイプからブートするもうひとつの方法としていかを入力してください。
0 > boot fw/node/sbp-2/disk:,\install\yaboot
0 > boot cd:,\install\yaboot
OldWorld PowerMac では、Debian CD が起動しないでしょう。なぜなら OldWorld コンピュータは、CD を利用するのに Mac OS ROM CD ブートドライバに依存し、このドライバにはフリーソフトウェア版が存在しないからです。すべての OldWorld システムには、フロッピードライブがあるので、インストーラを開始するためにフロッピードライブを使い、必要とされたファイルのために CD を指定してください。
Pegasos II マシンで Debian CD/DVD をブートするには、電源ボタンを押してすぐに Esc キーを押し続けてください。SmartFirmware のプロンプトが表示されたら以下を入力してください。
boot cd install/pegasos
YDL Powerstation マシンでは、「Press 's' to enter Open Firmware」 というメッセージが表示されたらすぐに s キーを押し続け、SLOF のプロンプトが表示されたら以下を入力してください。
0 > boot cdrom
既存の OS から起動することは、多くの場合便利なオプションです。また、いくつかのシステムについては、インストールをサポートする唯一の方法です。
ハードディスクからインストーラを起動するには、「ハードディスク起動ファイルの準備」 で説明しているように、既にダウンロードが完了し、配置されている必要があります。
「OldWorld Mac におけるハードディスクからのインストーラの起動」 で BootX を設定済みなら、それを使ってインストールシステムを起動できます。BootX のアプリケーションアイコンをダブルクリックしてください。 ボタンをクリックし、Use Specified RAM Disk を選んでください。すると ramdisk.image.gz
ファイルを選択できるようになります。ハードウェアによっては、No Video Driver チェックボックスを選ばなければならないかもしれません。最後に ボタンをクリックすると、MacOS がシャットダウンして、インストーラが起動します。
既に 「NewWorld Mac におけるハードディスクからのインストーラの起動」 において、vmlinux
, initrd.gz
, yaboot
, yaboot.conf
といったファイルを、HFS パーティションの root レベルに配置したことと思います。今度は、OpenFirmware で起動します (「OpenFirmware の起動」 参照)。プロンプトから次のように入力してください。
0
> boot hd:x
,yaboot
x
はカーネルと yaboot ファイルを置いた HFS パーティションの番号に置き換えてください。入力したら Enter を押します。いくつかのマシンでは、hd:
の代わりに ide0:
を指定する必要があるかもしれません。さらに何秒か待つと、yaboot のプロンプトが表示されます。
boot:
Yaboot の boot:
プロンプトで、install
か install video=ofonly
と入力し、Enter を押します。install
の方がうまくいかないときは、互換性を最大にするために video=ofonly
引数を試してみてください。これで Debian のインストールプログラムが開始されるはずです。
Booting from the network requires that you have a network connection and a TFTP network boot server (and probably also a DHCP, RARP, or BOOTP server for automatic network configuration).
The server-side setup to support network booting is described in 「TFTP ネットブート用ファイルの準備」.
現在、PReP と New World PowerMac システムではネットブートをサポートしています。
NewWorld Power Mac のような OpenFirmware のマシンでは、ブートモニタに入り (「OpenFirmware の起動」 を参照)、以下のコマンドを使用します。
0 > boot enet:0
動作しない場合、次のようにファイル名を追加する必要があるかも知れません。
0 > boot enet:0,yaboot
PReP や CHRP のマシンでは、ネットワークの指定が異なるかもしれません。 PReP マシンでは、次のコマンドを試してみてください。
boot net:server_ipaddr
,file
,client_ipaddr
いくつかの PReP システム (例: Motorola PowerStack マシン) では、help boot
コマンドで、文法と有効なオプションの説明が得られます。
PowerPC はフロッピーからの起動をサポートしていますが、用いることができるのは通常 OldWorld システムだけです。NewWorld システムには、フロッピードライブがついておらず、起動時には外付け USB フロッピードライブをサポートしていません。
おそらく 「ディスクイメージからのフロッピーの作成」 において必要なフロッピーイメージは既にダウンロードし、それらのイメージからフロッピーは作成済みかと思います。
boot-floppy-hfs.img
フロッピーから起動するには、システムをシャットダウンしたあとにフロッピーをドライブに入れ、パワーオンボタンを押してください。
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注記 |
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Macintosh のフロッピー操作に慣れていない方へ: フロッピーがシステムの起動順で最優先されるには、起動する前にフロッピーを挿入してください。有効なブートシステムのないフロッピーは排出されてしまい、ブート可能なハードディスクのパーティションをチェックします。 |
起動すると、root.bin
フロッピーが要求されます。root フロッピーを入れて Enter を押してください。root システムがメモリにロードされると、インストーラプログラムが自動的に起動します。
多くの古い Apple モニタは、640x480 67Hz モードを使用します。古い Apple モニタで画面がゆがむ場合、多くの Mach64・Rage ビデオハードウェアでモードを選択するには、ブート引数に video=atyfb:vmode:6
を試してみてください。Rage 128 ハードウェアならこれを video=aty128fb:vmode:6
に変えてください。
[3] The mini ISO image can be downloaded from a Debian mirror as described in 「Debian ミラーサイトからのファイルのダウンロード」. Look for netboot/gtk/mini.iso
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